記事提供元:北園茶房 執筆 : 星雲御剣/注釈 : 清水銀嶺 6:エヴァンゲリオンの『魂』 『新世紀エヴァンゲリオン』は、『マジンガーZ』(※注1)や『機動戦士ガンダム』などと同様のロボットアニメに分類される作品である。 TV版の放映以来、比較的順調な(※補1)大ヒットを続け、特にパチンコ化されてからの一般認知度の高さは特筆モノであり、以降、キャラクター物のパチンコ化が恒例化したのはご存じの通…
- カテゴリー別アーカイブ オタクサバイバル
-
-
<<通巻5号>> 5:何がどうなら『ホンモノ』か
記事提供元:北園茶房 執筆 : 星雲御剣/注釈 : 清水銀嶺 5:何がどうなら『ホンモノ』か 戦前戦後のオタク事情……と、いきなり言われても、なかなかピンとこないかもしれない。なぜ、わざわざそんな昔のことを掘り返さなければならないのだろうか? 理由は明白で、『ホンモノ』であるには、ある条件を満たしている必要があるからなのだ。 一見、似たようなキャラクターでありながら、あるものは『ホンモノ』と…
-
<<通巻4号>> 4:始祖がオタクだった・その2(前回より引き続き)
記事提供元:北園茶房 執筆 : 星雲御剣/注釈 : 清水銀嶺 4:始祖がオタクだった・その2(前回より引き続き) では、なぜ「石器に飾り」が付いている事が、我々の先祖が生き延びる事ができたことの理由になるのか? それは、これが「脳の運用法(※注1)に違いがあった」事の証明になるからなのだ。 この石器に刻印模様を刻んだ原始人は、ふとした余暇に、純粋な暇つぶしとしてこれを刻み始めたらしい。という…
-
<<通巻3号>> 3:始祖がオタクだった・その1
記事提供元:北園茶房 執筆 : 星雲御剣/注釈 : 清水銀嶺 3:始祖がオタクだった・その1 唐突だが、話は十万年前までさかのぼる。 いわゆる原始時代というやつだが、人が猿から猿人、原人を経て現代人類に至る道のりの中に、「そもそも人類は皆オタクである」ことへの重大な証拠があるのだ。 人間は猿から進化したというのはもはや定説の様に語られているが、最新の考古学によると、かつて人類は一種類ではなか…
-
<<通巻2号>> 2:オタクはかくも強いのだ
記事提供元:北園茶房 執筆 : 星雲御剣/注釈 : 清水銀嶺 2:オタクはかくも強いのだ オタク、と呼ばれる人々の一般的イメージはどんなものであろうか? 『オタキング』岡田斗司夫氏(※注1)の長年にわたる著述活動によって、負のイメージは大分解消された印象があるが、それでもまだ残っているイメージは「引きこもり」で「貧弱」というところだろう。故に時折、『オタク狩り』などという、秋葉原に集うオタクの…
-
<<通巻1号>> 1:気勢を上げるオタク事業
記事提供元:北園茶房 執筆 : 星雲御剣/注釈 : 清水銀嶺 1:気勢を上げるオタク事業 宣伝の際、アニメやマンガでアピールする。 これは別段、新しい手法でも目新しい奇策でもなく、古くは明治・大正、さらにこじつけるなら市場経済が近代化し始めた江戸時代中期からその萌芽が散見される常套手段だ。(※注1) 事実、古今印象的なCMには大なり小なりマンガやアニメを絡めたものが多いはずである。 これは…
-
<<創刊号>> 序:本物を見る審美眼=おた力(りき)
執筆 : 星雲御剣/注釈 : 清水銀嶺 序:本物を見る審美眼=おた力(りき) 不況である。あのトヨタでさえ、ついにご存じの有様……そんな中にあって、未だ気勢を上げ続けているのがオタク関連事業だ。 鷺宮神社(※注1)が『らき☆すた』で盛況だとか、ガンダム(注2)事業は下方修正でも500億円レベルを堅持しているとか……。 一方、各地の名物・名産を戦隊ヒーローに見立てた「ご当地レンジャー」や、『ひ…