『キャラホビ2012』には、『機動戦士ガンダム』シリーズのシャア・アズナブル専用機をコンセプトにしたトヨタの『オーリス』が等身大のシャアのイラストボードと共に展示されていた。
カラーリングは、映像内ではピンクがかっていた「ザク」ではなく、シャアの最後の乗機となった「サザビー」をイメージとしているが、屋根にはザクの隊長機を思わせる角状の飾りが付いており、フロントとリアにはジオン公国の紋章がマーキングされている。
ちなみに、シャア専用ザクがピンクがかっていたのは、当時の制作スタジオに倒産したスタジオから譲り受けたピンクのセルカラーが大量に余っていたからだと云われているのは本当に余談。
本題に戻ると、この車体はペイントやステッカーなどで彩色した「痛車」とは違い、ホイールに「ZEON」の文字が入れられていたり、マフラーの形状もモビルスーツをイメージした特別な仕様となっていおり、トヨタの本気さが「コワイ」くらいだ。
そんなだから、車両型番も「MS-186H-CA」となっていて、あたかもMSシリーズのバリエーションの一つという扱い。
あくまでコンセプトモデルとのことで販売予定は無いそうだが、反響次第では市販化も検討されるようで、そうなれば本編の主人公であるアムロ・レイ専用機のコンセプトモデルも検討されるかもしれない。
もし乗る機会を得られたら、気分を高揚させて危険な運転をしないよう、ランバ・ラルの言葉を思い出そう。
「そのモビルスーツの性能のおかげだということを忘れるな!!」
会場には、シャアの歴代の乗機MSのプラモデルも展示されていました。
照明が強すぎて変な写真になってしまった……orz