ネットで同人誌が購入できるようになっても、そもそも通販をしてないとか、検索で探すのは所詮は自分が元から興味があるジャンルの用語だったりして、「出会ってみたら興味が湧いた」という事もある以上、やはりコミケは実際に参加するのが愉しい。
今回その「偶然の出会い」で見つけたのが、艦船・航空機を擬人化したフィギュアを作製している、サークル『有明海軍工廠』さん。
まぁ、目を引いたのは、売り子の「着ぐるみメイドさん」のインパクトも大だった訳ですが。
発行しているのは、『モデルグラフィックス』ならぬ『萌えるグラフィックス』という同人誌で、「潜水空母」とも呼ばれた日本海軍の『伊四〇〇型潜水艦』の擬人化メカ娘が特集されていました。
航空機をネタにした『ストライクウィッチーズ』や、戦車を題材にした『ガールズ&パンツァー』が売れたんですから、次に来るのは「艦船少女」かもしれません。
ただ、お話を伺ったところ、2006年にテレビ放送された「護衛艦で戦う少女達の奮闘」を描いた『タクティカルロア』という作品がすでにあり、そちらは話題にならなかったとか。
何がいけなかったんでしょうね。
それと、「擬人化モノ」としても、航空機や戦車などに比べると艦船は大きさが段違いなため、実物サイスで考えた場合には、さすがに萌えるのは「特殊な人」となってしまうことから、大きくブレイクするのは難しいとの見解を示されました。
なるほど、「巨大娘」属性も必要なんですね、萌えるには。
そんな特殊な事情の「艦船少女」のフィギュア制作に現在、全力を傾注しているそうで、右乳に配されたハッチの造形ともども完成が楽しみです。
◆サークル『有明海軍工廠』
http://ariakekaigunkoushou.web.fc2.com/newdir/index.html