仕事柄、Windows7の動作などを知らないけないので、ベアボーンキットで自作してみました。
やたらソフトが入っているメーカー製のPCは値段が高めだし、かといって完全な自作では手間がかかるから選んだベアボーンキット。
どうせならサイズも邪魔にならないようにと捜して見つけたのが、『Valore ION 330-BD (ブラック)』です。
そして、そろそろ起動ディスクとしてはHDDから主流が移りそうなSSDを搭載することに決め、プチフリが解消されたという『CSSD-SM64NJ2』をチョイス。
メモリは、ELIXIRの『W2U800CQ-1GLZJ』(DDR2 PC2-6400 CL5)を4GB搭載するために、必然的に『Windows7』はProfessional版としました。(購入したWindows7はパッケージ版ではありません。)
ION330は、マザーボードにCPUがオンボードされていて、ビデオカードも内蔵されているうえに、ブルーレイ再生&DVD書き込み 両対応コンボドライブ(ブルーレイ再生支援機能付き)も搭載されているから、足すのは起動ドライブとメモリーだけ。
とはいえ、内部は精密機器がビッシリ詰まっているから、外装を外しての作業には注意が必要。
特に静電気は致命的だから、静電気が起きやすいセーターなどは着ないようにして、作業前にはドライバーの先を握ったりして放電しておくように。
今回は先にSSDを装着したけれど、本体内の作業スペースが狭いことを考えると、メモリーを先に取り付けた方が良かったかも。
とにかく、ケーブルも中から取り出さないと、かえって作業に手間取ります。横着しちゃいけません。
メモリの取り付けは仕事でも何度かやっているものの、何度やっても緊張。
まっすぐにグッと押し込めばOKと頭では分かっているけれど、案外とキツくて、ちょっとでも斜めになると折れそうで怖い。
いったん手ごたえがあって、そこが限界と感じられても、固定するツメがメモリ両端の切り欠きで固定できる位置までは、勇気を持って押し込むように。(でも、折れたらゴメンナサイ(・_・;)
そして、カバーを被せようと思ったら、ドライブが戻らなくて焦った。
………落ち着いて確かめてみたら、引きずり出したケーブルが突起物に引っかかっていて、ちゃんと中に戻っていなかったのが原因。
ここでも横着せずに、ちゃんとケーブルを先に入れておけば、簡単に閉まります。
ION330は、拡張性は皆無ですが、USB端子が6口もあるから、まず困ることは無いでしょう。
できればフロントにもUSB端子は欲しかった気もするけど、USBハブで取り回せば不便はありません。(ちなみに自分は、手元に持って来て抜き差ししてます。)
Atomは低電力ゆえ、処理能力は今ひとつと言われがちですが、3Dゲームや動画の編集などをするのでなければ、実用には困ることは無いと思います。
Celeronシリーズを使っていた人なら、充分に満足できるのではないでしょうか。
そして、驚かされたのはSSD。
早い、早すぎるよ!!
電源ボタンを押してからWindows7が起動して、カーソルが現れてから使えるようになるまでで約17秒。
他にソフトを入れていけば遅くなっていくでしょうが、HDDとは比べるべくもありません。
XPやVistaでスリープから復帰するのより、早いんじゃないかと。
※ベンチマークを取って、SONY VAIO VGX-TP1Sと比較してみました。
◆Valore ION 330-BD (ブラック) Display Mode : 1024 x 768 32bit (ClearType) CrystalMark : 55184 [ ALU ] 10568 Fibonacci : 3477 Napierian : 1712 Eratosthenes : 2232 QuickSort : 3125 [ FPU ] 7856 MikoFPU : 1249 RandMeanSS : 2953 FFT : 2129 Mandelbrot : 1503 [ MEM ] 7304 Read : 3567.41 MB/s ( 3567) Write : 1458.65 MB/s ( 1458) Read/Write : 1464.70 MB/s ( 1464) Cache : 7935.42 MB/s ( 793) [ HDD ] 23529 Read : 225.32 MB/s ( 6253) Write : 106.24 MB/s ( 4124) RandomRead512K : 157.10 MB/s ( 5142) RandomWrite512K : 68.56 MB/s ( 2742) RandomRead 64K : 88.79 MB/s ( 3551) RandomWrite 64K : 42.94 MB/s ( 1717) [ GDI ] 2751 Text : 1185 Square : 231 Circle : 637 BitBlt : 698 [ D2D ] 2857 Sprite 10 : 529.29 FPS ( 52) Sprite 100 : 272.34 FPS ( 272) Sprite 500 : 91.05 FPS ( 455) Sprite 1000 : 60.64 FPS ( 606) Sprite 5000 : 14.58 FPS ( 729) Sprite 10000 : 7.43 FPS ( 743) [ OGL ] 319 Scene 1 Score : 307 Lines (x1000) : ( 26340) Scene 1 CPUs : ( 8) Scene 2 Score : 12 Polygons(x1000) : ( 92) Scene 2 CPUs : ( 1) System Information OS : Windows NT6.1 Business [6.1 Build 7600] CPU |
◆SONY VAIO VGX-TP1S Display Mode : 1680 x 1050 32bit (ClearType) CrystalMark : 61076 [ ALU ] 17024 Fibonacci : 6875 Napierian : 3223 Eratosthenes : 2377 QuickSort : 4527 [ FPU ] 18158 MikoFPU : 1866 RandMeanSS : 10155 FFT : 3183 Mandelbrot : 2932 [ MEM ] 9881 Read : 4029.09 MB/s ( 4029) Write : 1643.79 MB/s ( 1643) Read/Write : 1625.36 MB/s ( 1625) Cache : 25626.32 MB/s ( 2562) [ HDD ] 7106 Read : 53.01 MB/s ( 2120) Write : 49.82 MB/s ( 1992) RandomRead512K : 21.46 MB/s ( 858) RandomWrite512K : 32.86 MB/s ( 1314) RandomRead 64K : 4.28 MB/s ( 171) RandomWrite 64K : 16.28 MB/s ( 651) [ GDI ] 5315 Text : 3037 Square : 261 Circle : 905 BitBlt : 1112 [ D2D ] 2677 Sprite 10 : 197.84 FPS ( 19) Sprite 100 : 177.62 FPS ( 177) Sprite 500 : 110.24 FPS ( 551) Sprite 1000 : 63.24 FPS ( 632) Sprite 5000 : 12.67 FPS ( 633) Sprite 10000 : 6.65 FPS ( 665) [ OGL ] 915 Scene 1 Score : 529 Lines (x1000) : ( 44811) Scene 1 CPUs : ( 8) Scene 2 Score : 386 Polygons(x1000) : ( 10899) Scene 2 CPUs : ( 8) System Information OS : Windows Vista Home Premium Service Pack 2 [6.0 Build 6002] CPU |
Intel、グラフィックス/メモリ機能を統合した新Atom 【今日の企業レポ??ブログ版??】
○○○○○○○○○○ブログ版『今日の企業レポ』2009/12/21号○○○○○○○○○○☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆ヒウィッヒヒー!!Twitterでつぶやきを開始しました鐔 メルマガ以外のも…