20年に一度の式年遷宮。
8年に及ぶ準備を経て、無事に内宮と外宮、共に遷御の儀を終了。
伊勢の地は、大変な賑わいでした。
実は小生、その直前にお伊勢参りをしてきましてね。
今回はその模様を少々。まずは外宮の様子から。
紅白の車体が眩しい近鉄特急伊勢志摩ライナー。滑り込んだのは伊勢市駅。
外宮側のバスターミナルには、鳥居が設けられそこから外宮への参道へと連なっております。
途中には、今年開館したばかりのホテル「伊勢神泉」や、新旧色とりどりのお店が並んでいました。
お参りの前後、是非覗いてみて下さい。
更に参道を進むと白無垢の鳥居が見えてきます。
遷宮の際には、鳥居も新たに掛けられるのです。木々の間を抜け正宮(拝殿)へ。
拝殿の前にある真新しい屋根。雨儀廊と申します。
遷御の儀の際はここをくぐって、奥の神殿に御神体を遷すのです。
さて、もっと近づいて撮れば良いのにと思う方も少なくないでしょう。しかし、それは御法度。
拝殿、およびその奥にある御正殿は撮影禁止なのです。
まぁ、簡単に言えば「人ん家の玄関から覗いて撮影するんじゃねぇ!」と言う、極々当然の礼儀かと。
参拝なされた方々は、拝殿のはす向かいに人だかりが出来ているのに気づくでしょう。
皆さん、注連縄に囲まれた石に手をかざしています。
三つ石と呼ばれるこの石。そこに手をかざすとピリピリと熱を感じるパワースポットしても有名な石なのです。
小生も、昨年秋に手をかざした時に感じました。実に不思議な感覚でした。
ただ、この春と今回は感じられず。遷宮と関係有るやら?
尚、注連縄が有る以上、その中には手を入れないというのも礼儀だそうです。ご注意を。
お賽銭も、ここではなくキチンと拝殿で。
さて、今回はこの辺で。
次回は五十鈴川を渡り内宮をご紹介いたします。