『崖の上のポニョ』を見てきた。
いやぁ、怖かったのなんの。
日野日出志か楳図かずおのホラー漫画を見ているかのようだった。
会場の冷房のせいじゃなくて、物語の進行を観ていて背筋が寒くなってましたよ、ずっと。
「子供たちのために作った」と宮崎駿監督は語っているから、意図していたのかは分からないけれど、これは怖い。
なにしろ、主人公の宗介以外は、あの津波で一度は死んで、別な生命体として復活しましたというように取れる描写が続くんだもの。
これを、意図しないで描いているのだとしたら、宮崎駿の暗黒面を久々に見た気がする。