ネットゲームにはまり、実の子供が餓死。
本当に、どうかしているよこの夫婦~次の子供が生まれるからいいやぐらい思っていたんじゃないか?
もうダメ、こういうニュースって腹が立つ [:ぷんすか:]
そんなことで餓死してしまった子供が可哀相~[:しくしく:]
うちにも一人息子いるけど~本当に信じられない [:ぎょ:]
ありえません[:ぷん:]
(ナリナリドットコムより引用)
今年3月、韓国で発覚したある事件が世界に衝撃を与えた。41歳と25歳の夫婦がオンラインゲームに熱中し、ほとんど世話を受けなかった生後3か月の娘が餓死。夫婦は逮捕され、インターネット中毒が社会問題化している韓国国内に衝撃を与えただけでなく、欧米、日本のメディアでも事件は注目を集めた。そしてこのほど夫婦に対して判決が下され、ともに懲役2年の判決を受けたが、妻は再び妊娠していることから執行猶予が付いたという。
事件が起きたのは昨年9月24日のこと。約12時間にわたりネットカフェでオンラインゲームを楽しんでいた夫婦が帰宅したところ、生後3か月の娘が栄養失調のため亡くなっていた。夫婦は警察に届けを出したものの、その後逃走。今年3月に逮捕され、世界中のメディアに報じられることになった。韓国紙中央日報によると、2人は「2008年にインターネット上で知り合った」そうで、もともとネットは共通の趣味だった様子。昨年6月に娘が未熟児の状態で誕生したが、夫婦は育児に熱心ではなく、揃ってネットカフェに足しげく通っていた。
英放送局BBCなどによると、2人がハマっていたのは「プリウスオンライン」というオンライン育成ゲーム。少女とともに失われた記憶を探して成長していくという内容で、夫婦は毎晩ネットカフェに通い、ゲームに没頭していた。娘の食事は「1日1度だけ」(中央日報より)で、結果、生後3か月で悲劇の結末を迎えてしまう。
そして逮捕から2か月あまりが経った5月28日、水原地方裁判所は夫婦に対して懲役2年の実刑判決を下した。検察は当初、2人に懲役5年を求刑したそうだが、裁判中に夫婦は揃って反省の意を表明。妻は「こんな悪い母親になってしまい、娘に申し訳ない」(米紙ニューヨーク・タイムズより)と、涙ながらに語ったとも伝えられている。
また、裁判官は妻が現在妊娠7か月である事情を考慮。「今度の赤ちゃんはきちんと世話をする」(中央日報)と約束したため、妻に対しては3年の執行猶予が付いたという。
欧米メディアでは、改めて「韓国が抱える社会問題を象徴する事件」として今回の判決を報道。ニューヨーク・タイムズ紙は関連する事件を紹介しながら、「韓国政府は成人ネット中毒者のために、リハビリセンターを開設する計画を発表した」と韓国のネットを取り巻く事情を詳細に伝えるなど、今回の事件に高い関心を示している。世界から注目を集めた夫婦は夫が刑務所行きとなったが、せめて亡くした娘の分まで、妻には新たな命を大切に育てて欲しいところだ。