「漫画家・出版関係者オフ2010秋」 in 吉祥寺

　9月某日、東京・吉祥寺の『CAFE ZENON(カフェゼノン)』にて、「漫画家・出版関係者オフ2010秋」が開催され、参加してきました。
　参加人数は約100名。漫画家さんの他にライターや編集さん、声優さんにアニメ関係者などが集まり、大盛況というか大混乱の中、立食パーティーなので参加費分は飲み食いしようと歩きまわりつつ、ご挨拶と歓談させていただきました。
　開田裕治先生と開田あや先生には、先日の記事でのミスをお詫びしたところ、準備中の展示会の情報を伺いました。正式発表が待ち遠しいです。
　そして今回、個人的に「万難を排して参加しなければ」と思ったのが、あろひろし先生がいらっしゃるという情報があったから。ミーハーなことは慎もうとサインをねだるのは我慢したくせに、とうとう気持ちを抑えきれず一緒に写真を撮らせていただきました。この時には、目の前を通りかかった樹崎聖先生にカメラをお願いしてしまい、後で失礼をしたと猛反省。
　ロシア人声優のジェーニャさんには、なかの美穂さんを紹介していただきました。うちの犬山しんのすけが今回は参加できず、「似顔絵の許可を取ってきてくれ～」と頼まれていたため、恥を偲んで似顔絵の許可を頂き、写真を撮らせてもらいました。ただし犬山さん、パンチラはNGですからね。いいですね。NGですよ。(念押し)
　ゲストとして中国から参加された、バク　シュンカ先生と井上元伸先生が格闘技のお話をされてるところに無理矢理入り込み、中国のお話も少し聞きました。今では、私たちが漫画などからイメージするところの中華服や人民服を着ていると、コスプレと思われるとか。アイヤー。
　相変わらず和装の似合う野上武志先生からは、同人誌を頂きました。私も和装には興味があるのですが、やはり手入れなどのために専門書を一冊は読むことを勧められました。
　他には、アシスタントを経てデビューした漫画家さんから、都市伝説にも成っている「本人は目の部分のペン入れしかしてない」という話題を振ると「まったく描いてませんよ」と返ってきたり、某スタジオ関係者に某ロボットアニメには「中年オヤジが出てきませんね」と質問したら、「女性の人気が取れないし、描ける若手のスタッフがいないから、出すなと言われてる」と、未確認情報を聞かされたり。……深く追求してはいけません。
　とある編集さんには、「メチャクチャ才能があるか、人柄が良ければ仕事は取れます」と、身も蓋もないアドバイスをされました。もっとも、アシスタントなどの下積みを経て編集さんと打ち合わせを繰り返しながらデビューすることが多い業界なので、世間一般よりも面倒見が良かったり人柄が良かったりという漫画家の方が多いという話も、複数の漫画家さんから聞きました。
　途中のイベントではジャンケン大会があり、私は愚息のお土産になりそうなオモチャをゲット。「好きな漫画家さんを指名してサインを貰える権利」の方が、欲しかったけど。見事、その幸運を射止めた人の中には、前回の時に、あさりよしとお先生のサインで『おとうさん』のイラストを得て、今回は、あさりよしとお先生から「コロナちゃん」のイラストを得た強運の方も。そして、藤原カムイ先生は3回も「御指名です」とマイクで呼び出されていました。ゆったり飲んでいるところ、お疲れ様です。
　そうこうしているうちに、3時間ほどのオフ会は閉会。
　すっかり書き忘れていましたが、『CAFE ZENON(カフェゼノン)』は「漫画をテーマとしたカフェ」です。ただし、漫画喫茶ではありません。壁に吹き出しがデザインされていたり、天井に吊るしてある照明に漫画が積み重なっている、それらをオシャレに落とし込んだユニークなカフェです。
　そして何故か、来月には同名の雑誌が新創刊されるという情報が。
　詳しくは、下記のサイトにて。